2009-07-07から1日間の記事一覧

「潮」8月号(7月5日発売)に、「シリコンバレーから将棋を観る」著者インタビューが掲載されました。

「ビジネスを引退したら、老後の楽しみに将棋の観戦記を書いてみたいなとは思っていました。自分の人生でいつか起きたらいいなと思うことが、去年、僕の身に起きた。この本は"僕自身の幸福"に密接に結びついています。」 ・・・・・

将棋ペンクラブ大賞(第21回)最終選考候補作(文芸部門)に、「機会の窓を活かした若き竜王」が選ばれました。

http://silva.blogzine.jp/blog/2009/06/post_34e9.html によれば、第21回将棋ペンクラブ大賞の対象は「2008年4月1日から2009年3月31日に発表された作品」とのことで、「シリコンバレーから将棋を観る」は4月25日発売だったので対象外。よって今年は関係ない…

金子金五郎語録(4)

誘導した局面が実現したこと、かならずしも、有利とはいえない。誘導される側には、それが自分にとっても、ある程度の見通しがあるから、誘導されるのである。その両者の見通しの根本(ねもと)には大局観という"直感"がある。その直観力がすなわち強弱の差な…

金子金五郎語録(3)

升田氏の将棋は、よく芸術品だといわれたし、自身でもそれを口にした時代があった。じっさい自分の設計した路線の内へ、相手を必ず引き入れてしまうまで、ヨミをしぼって行く。その鮮烈さは芸術といっていいかもしれない。もちろん、こうした指し方の終点は"…