勝又さんとtwitterで話す。

mochioumeda A級、木村谷川戦(木村先手)は、矢倉の展開。いま12手目。後手谷川の急戦矢倉なんてことがあるんだろうか!
katsumata 谷川先生が後手で矢倉を受けるのは珍しいなあ… と思って調べてみたら驚きのデータを発見。
katsumata 谷川先生が後手で▲7六歩に△8四歩と飛車先をついたのは、平成18年10月19日の阿部九段とのA級が最後で、それ以来39局続けて△3四歩だった。なんと1年8ヶ月・40局!ぶりの△8四歩だった。
katsumata これで急戦矢倉だったら、梅田さんは大喜びかな。
katsumata 普通の矢倉だった。
mochioumeda@katsumata 普通の矢倉でした。
katsumata@mochioumeda 普通と言っても谷川先生の後手番矢倉はとても珍しいんですけどね。平成18年1月28日の対脇八段戦以来でした。
mochioumeda@katsumata はい、トッププロの心境の変化とともに現代将棋は進化していくのですね。
katsumata@mochioumeda そうですね。羽生名人の「4手目△3三角」は、最初に指したのは平成5年、で、その次に指したのはなんと15年後!(平成20年棋聖戦第2局)ですもの。
mochioumeda@katsumata そうですかあ。平成五年(1993年)ですか。米長名人への挑戦の前年ですね。その頃からいろいろ始まって今日に至るんですね。
katsumata@mochioumeda 平成5年の日本シリーズ対加藤戦です。その後に大きな影響を与えました。どの戦法を調べてもそこには必ず「羽生」の名前があります。
katsumata@mochioumeda 順位戦を観戦して今帰宅。すみません、調べてみたら羽生の「4手目△3三角」は平成6年の谷川九段との棋聖戦第2局で指していて、そして平成19年に中川七段との棋王戦で指していました。正しくは13年と半年ぶりでした。頭の中だけの記憶だとひどいもんですね。
mochioumeda@katsumata 「平成6年の谷川九段との棋聖戦第2局」ですか。当時、まわりはどんな反応をしたんでしょうね。気をてらった指し方、みたいな感じだったのかなあ。
mochioumeda@katsumata 平成6年1月7日 棋聖戦第三局(当時は年に二度あったんですね)の千日手指し直し局みたいですね。
katsumata@mochioumeda 実はその時現場の陣屋に居たんです。2局続けて千日手になって担当記者が疲れ切ってしまったのを覚えています。
katsumata@mochioumeda その将棋は覚えていたのに(結局相居飛車で羽生銀冠)出だしを忘れていました。4手目3三角はどんな戦型になるか分からない。だから面白いし難しいです。
mochioumeda@katsumata 千日手指し直し局が、四手目3三角で、その将棋も千日手になってしまったんですね。